top of page

うろんな絵本
検索


その指先に祝福を
イゾウ×サッチ 丘咲りうら個人誌 A5/32P 頒布予定価格500円 ハウスキーパーのサッチが訪れたのは、仕事場以外はゴミ屋敷と化した人気ネイリストのアトリエ兼自宅だった。仕事ぶりが評価され、通いから住み込みになったハウスキーパーに、ネイリストはある頼みごとをするが……...
丘咲りうら
2022年8月18日読了時間: 1分
0件のコメント


PIERIS~ピエリス~
丘咲りうら個人誌 A5/28P 頒布予定価格 400円 表紙はmiho*miho様(user/16840730)です。 父を喪ったイゾウが旅先で立ち寄ったオーベルジュは、オーナーのサッチが男娼を務める娼館だった。 彼の料理の味が忘れられず何度か通ううちに、イゾウはサッチの秘...
丘咲りうら
2022年1月7日読了時間: 1分
0件のコメント
彩りの空
「でっけぇ月だなァ」 ぽかーんと口を開けて空を眺めるエースに、マルコは苦笑した。 「口開けて待ってても、月は落ちてこねェよい」 「……!いくらおれでも月まで食わねェよ!」 エースの抗議をハイハイと流しながら、マルコも天を仰いだ。...
丘咲りうら
2018年5月12日読了時間: 4分
0件のコメント
イゾウ・シェアリング【後編】
サッチは、最初からイゾウと積極的に付き合おうと思っていたわけではない。アプローチはこの美しい男からで、「あんたに惚れた。抱きたいと思ってる」と直球にもほどがある口説き文句でサッチに迫った。同じ男で寝食を共にする家族であり、隊長として背中を預ける彼と恋仲になることで、今まで保...
丘咲りうら
2018年3月25日読了時間: 5分
0件のコメント
イゾウ・シェアリング【前編】
海賊のくせに惰眠を貪るという贅沢を味わえるのは、乗っているのが千五百人をゆうに超える大所帯かつ組織運営がきちんとなされているからに他ならない。人数が増えれば増えるほど統括が難しくなるのは、どこの世界でも同じだ。白ひげ海賊団は、偉大な父の統率力と優秀な息子たちがその均衡を保っ...
丘咲りうら
2018年3月25日読了時間: 9分
0件のコメント
ハリケーン・ラプソディ(3/3)
「あの~……エースくん?」 ものすごい目つきで睨んでくる末っ子に、サッチは困惑した。外はハリケーンの真っ最中でやることもない。そろそろ寝るかと支度をしている時にドアを破る勢いでノックをされ、すわ敵襲かと急いで開けたら覇王色の覇気を丸出しにしたエースが立っていた。ベッドに辿り...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 5分
0件のコメント
ゾンビ男の悲劇
「よし。完璧だ」 4番隊隊長が眺める鏡の中には全身に包帯を巻いたゾンビが1人。もちろんトレードマークのリーゼントはバッチリ決まっている。 モビー・ディック号で行われるハロウィンパーティは、隊長たちがモンスターに扮するのが毎年の恒例になっている。今年はサッチがその役に当たって...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 6分
0件のコメント
T-risk
「サッチィ、これやる」 酒瓶を持ってきた末っ子に、サッチは「あン?」と振り返った。手渡された瓶のラベルにはシンプルに「T」と記されている。 「こないだの戦利品の中に入ってたんだけどさ、なんつーか薬っぽい匂いがするから苦手だ。一番大事そうなところに置いてあったからうまいと思っ...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 7分
0件のコメント
酒と小鉢と美丈夫と 後編
サッチが「まつよい」の主と化して数ヶ月が過ぎた。会議や出張が入って行けない日もあったが、特に予定がなければサッチは「まつよい」で夕飯をとることが日課となった。評判が評判を呼び、客は日毎に増えた。それと同時に厄介な客もたまに混じったが、そこは自称ボディーガードのサッチが得意の...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 14分
0件のコメント
酒と小鉢と美丈夫と 前編
「ん? こんな店、あったか?」 営業回りの途中に通りがかった道の奥に見慣れないのれんを見つけ、サッチは足を止めた。路地に入り店の前に立つと、真新しい紺色の暖簾には「まつよい」と染め抜かれており、右下には漢字で「待宵」とある。中からはふんわりと漂う香りに誘われ、サッチは今日の...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 6分
0件のコメント
ハリケーン・ラプソディ(2/3)
見張り台の中で、エースは膝を抱えて座っていた。考え事をするには、ジョリーロジャーがはためく一番高いこの場所がうってつけだ。 「セックスがあんなにイイものだったなんて、知るわけねェじゃん」 井の中の蛙、という言葉を知ったのは、この船に乗ってからだ。イゾウの国に伝わる言葉らしい...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 4分
0件のコメント
ハリケーン・ラプソディ(1/3)
「おれ、しばらくマルコとセックスするのやめる」 突然宣言をした末っ子に、マルコは眠たそうな目を向け「あ?」と聞き返した。 「飽きたのかい?」 「違う。逆だ。おれマルコとセックスばっかりしてたらダメになる気がしてきた」 エースの自覚はもっともだろう。エースとマルコは恋人同士と...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 4分
0件のコメント
Suck your…?
決して広いとは言えないシャワールームの、それも二枚のパーティションだけでしか仕切られていない空間に、明らかにシャワーの音ではない水音が響く。自分の股間から聞こえるそれは、足の間で揺れる黒い長髪の持ち主が奏でている。まるで美食の粋を頬張るような仕草に、サッチはため息をついた。...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 14分
0件のコメント
にらめっこ
「あいつ、そろそろ寝たかな」 薄暗い手洗いの便座に腰をかけたサッチが、そわりとリーゼントを揺らした。短い上陸期間の中で偶然にも麗しの16番隊隊長との休暇が重なった愉しい夜。恋仲の2人はもちろん宿を一緒に取ったのだが、サッチは急に「腹痛」を発症した。もんどりうちながらトイレに...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 6分
0件のコメント
かさこイゾウ
むかしあるところに、サッチという青年がおりました。優しくて働き者の彼はその日暮らしをするのがやっとの貧しい生活でしたが、それを悲観することなく慎ましく暮らしていました。 「さーて出来た。この笠を売って、餅ぐらい買えたらいいなァ」...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 5分
0件のコメント
月下美人の恋
甘い香りを纏ったその花は、一夜限りの美しさ。 慎ましくひっそりと、だが絢爛に主張する。 「甘い匂いがする」 元・野良猫が、まるで犬のように夕闇に包まれたモビーの甲板を嗅いで回っている。戦闘となれば真っ先に飛び出て焼き尽くしてしまう末っ子は、普段も好奇心旺盛に母なる船を探検し...
丘咲りうら
2018年2月3日読了時間: 7分
0件のコメント
オリエンタル・スイート (サッチ&イゾウ)
「いたいた、イゾウちゃーん」 背後から投げつけられた気持ちの悪い猫なで声にモビー随一の伊達男は不機嫌を隠すことなく眉をしかめた。こんなふざけた呼び方をする人間は、モビー広しといえど1人しかいない。そこには予想通り、リーゼントがトレードマークの4番隊隊長が手招きをしていた。...
丘咲りうら
2018年1月30日読了時間: 7分
0件のコメント
鶴の恩返し (イゾウ×サッチ)
むかしむかしあるところに、サッチという男が住んでいました。男一人で小さな小屋に住み、暮らしは大層貧しいものでしたが、心優しい彼はそれなりに楽しく暮らしておりました。 ある日、サッチは田んぼの真ん中で罠に掛かった鶴を見つけました。苦しそうに羽を広げるその姿に心を痛め、急いで...
丘咲りうら
2018年1月30日読了時間: 7分
0件のコメント
Single Egg (イゾウ×サッチ)
「ふふ~ん。んっふふ~ん」 夜の船室に上機嫌な鼻歌が流れる。隊長権限で与えられた個室で、何かとお騒がせな4番隊隊長が簡素な引き出しの中をのぞき込んでいた。 海賊なんて当たればそれなりにいい暮らしは出来るが、いつ海の藻屑になってもおかしくない生活だ。サッチは陸でまじめに働い...
丘咲りうら
2018年1月30日読了時間: 15分
0件のコメント
仔猫と美丈夫 (イゾウ×サッチ)
「あ~。気持ちいいなァ」 若草が敷き詰められた丘の上にごろりと寝そべったリーゼント頭が、満足そうに伸びをした。揺れない陸の上に直に寝そべって昼寝をするのも、海の上で生きる人間にとってはなかなかの贅沢ではないだろうか。潮を含まない乾いた風は、さらりと頬を撫でていく。...
丘咲りうら
2018年1月30日読了時間: 9分
0件のコメント
bottom of page